あの野村監督の「一流」論。知り合いの強い勧めもあって読んでみた。
まず何より、読みやすくて、(日本の野球にある程度知識がある私には)なかなか面白い。また随所に、会社経営にも通じる「野村イズム」がある。
ー 野球とは団体競技であり、チームの勝利こそが究極の目標である
ー 先入観は罪、固定観点は悪
ー 人間的成長なくして、技術的進歩はない
ー 組織はリーダーの力量以上には伸びない
ー 人は情によって動く生き物だ。理論や知識を蓄えたところで、最後は情がものをいう。
ー 教えないことこそ名コーチ。なるべく教えるな、考えさせろ。
ー 一流となる選手は、他より多くの疑問を抱き、失敗から学び取る力に優れている
ー 評価というものは、決して自分で下してはいけない。評価は他人から下されて、初めて意味を持つ。
また、シーズン途中だというのに、現在の自軍の選手や他チームの選手の強みや弱みを論じているのは、「大丈夫?」と心配になってしまうし、自分が日本代表監督候補にならないことに対するボヤキが正直に書いてあるのも、歯に衣着せない野村監督らしくて面白い。
ただし、日本の野球を知らない人には理解できないことが多いであろうことと、面白くて読みやすいけど内容は少ない(2時間で読める)ということで、☆は三つのみ。
引用元:
日本野球を題材とした組織論わきがと加齢臭はストレスが強める?
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